2010年12月1日(水) 18:00-19:30/YCAC(横浜)
【中学生クラス】
毎回、スタッフよりも先にグランドに到着し、私たちの到着を待っている子どもたちがいます。
「こんにちは!!」という大きな声で私たちスタッフの到着に気づくと、はしゃぎながら走り寄ってくる小学生、冷静に近づいてくる中学生。
彼らのお目当ては、私たちが大きな袋に入れて運んでくるラグビーボール。
私たちからパークの子どもたちへのクリスマスプレゼントは、美味しいケーキよりも何よりも、ラグビーボール、ラグビーをする場所なんだと感じる瞬間です。
今日の中学生クラスは、ここ数回の練習メニューを改善し、フィットネス、ハンドリング、タッチフット(4対4)というシンプルなメニューを行いました。
フィットネスでは、できるだけ100%で1本1本、力をを出し切れるようなメニューにしました。
タッチフットも4対4にして、できるだけ全員が集中力を切らさず、ボールに触れるような状況にしました。
また、私もできるだけ生徒の動きを見て、集中力が切れそうな生徒には声をかけ続けました。
結果として良い雰囲気で、集中して練習をすることができました。
生徒の一人が「時間が短くないですか?」と練習中に私に言ってきました。
その時は、意味が分からなかったのですが、練習後に聞いてみると、いつもよりも練習時間が短いと感じたようです。
1時間30分という時間に変わりはないので、おそらく集中して練習できたことで短く感じたのでしょう。
来週も「練習が短い!!」と感じるな1時間30分になるように、スタッフも準備をして臨みたいと思います。
担当コーチ:川合レオ
【小学生クラス】
今日もシンプルなメニュー構成で行いましたが、みんなよく集中していました。
毎週、言葉少なに終始ニコニコしていた生徒が、声を出して地面をたたいて悔しがるシーンを目にしました。
プレーに集中し、欲が出てくると勝ちたいという気持ちが強くなっていきますが、そのあらわれだと思います。
この気持ちが、次へのモチベーションとなり、「どうやったら勝てるか?」「どうやったらうまくなるか?」ということを考えることにつながり、子どもたちは、小手先の技術ではなく、内面からの成長により、プレーも進化していきます。
そのような一人一人の成長を毎週感じています。
私たちも、この活動を始めてよかったと思える瞬間で、私たちにとっての何よりのクリスマスプレゼントです
担当コーチ:林拓司/川村麻梨子