シナモン | 日々の感心

日々の感心

日々の感心事を
感じたままに。

サイモンとガーファンクル (Simon & Garfunkel)

という音楽ユニットをご存知であろうか?

 

「サウンド・オブ・サイレンス」

「スカボロー・フェア」

「アメリカ」

「コンドルは飛んで行く」

 

などの楽曲で有名な

アーティストであるが

 

 

その

 

 

「サイモン」

 

 

という言葉の響きを耳にするたびに

思い出してしまうのが

 

 

「シナモン」

 

 

であり、

私はこれが大の苦手である。

と実はそれが言いたくて

サイモンとガーファンクルを

引用しただけだったりする。

 

 

その苦手意識は

 

中学生の時に

修学旅行で京都に行った時に

知らずに初めて食べた

「八つ橋」の

あのニッキの風味が

私の口と鼻に受けたあの感覚が

あまりにも意外過ぎて

不意を突かれた出会い

となってしまったために

「苦手」

という烙印が

若すぎたあの頃の私の脳裏に

じゅわじゅわと

焼き付けられてしまったからである

 

 

それから、およそ40年後

 

フィンランドで暮らしている

娘が用意してくれた朝食に

シナモンを掛けることを強く勧められ

私は、苦手な心の内をいっさい顔には出さずに

勇気を奮って口に入れてみたのであるが

これが意外にも、

 

悪くない。

 

いや、むしろ、美味しい。

 

 

 

 

そのようなことを思い出しながら

私は今

久しぶりに 

シナモンとガーリックパン

……じゃなくて

サイモンとガーファンクル の

「明日に架ける橋」 をBGMに

このブログを書いている

 

 

 

今日の感心