溢れだす。 | 日々の感心

日々の感心

日々の感心事を
感じたままに。

 

まだ二十歳前半であろうか。

 

 

彼女は白い服装を身に纏(まと)い

 

 

左手には鬼の牙のような鋭利な道具を握り

 

 

右手には大きなナイフを握って

 

 

私の横に立った。

 

 

そして

 

 

刺しながら、切る。

 

 

切る、切る、切る。

 

 

 

 

見事である。

 

 

 

 

あふれる肉汁

 

 

こぼれる笑顔

 

 

まさしく、その謳い文句通りのハンバーグを

 

 

私は冷まさずに頬張ってしまったのだ。

 

 

 

 

今日の感心