【リハビリ】第162回天皇賞(秋) | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

(文中の内容に変化の無い誤字の訂正は致しません)

 3歳世代クラシックが2頭の無敗馬によって単一化された。
古馬テンハロンの頂点も、それに倣うのか否か?という状況に
なっている。過去に例が無いから、似た物探しも四面楚歌である。
イレギュラーな雨も降らないし、中京代替も何ら影響が無かった。

 「天皇賞」というと常に世代に拘って来た弊リゲイン総研だが今回は
例の「世代」の資料の更新が間に合わずに断念。今年は3歳馬が存在しない。

 騎手や厩舎の因果でも現行競馬では、厄年ルメールが勝利数で今年も圧倒。
G1に弱い川田の印象を前面に出し、疑似牝3冠騎手松山弘平はデアリングタクト様々。
同様に、牡馬3冠騎手となった福永祐一。など勝利数ベスト4のヤネである。
ルメールは「春秋連覇」「秋天連覇」などが掛っているが記録は史上初が当然の競馬。

 K氏が書籍を出すなら「パンデミック競馬」をキーワードにするだろうが
「引退した」だとか「逝去した」だとか軽い噂がネットには転がっているが
どうでもいい話で、誰も興味が無い対象であろう。

 兎に角、こっちの話を進めよう。競馬番組とは離れて多くの時を紡いだ当研が偉そうに何を言うかというクレームを無視しなければ何も書けないので、そうするが記憶を辿るだけの話になってしまうがご容赦。
 そもそも「菊花賞」を完了したJRA競馬番組は、そこで1度完結しており、今後は「有馬記念」に向けての「秋天」→「ジャパンカップ」→「有馬」のラインと「E女王杯」を起点としたシリーズを待機するものである。
 流れが断絶したから、人気馬は来ない訳では無い。世代限定であろうが古馬混合であろうが国際G1である。今年は短距離は単勝9番人気馬、それ以外は3番人気以内が制した事実がある。秋競馬は、ここまで単勝1番人気馬が3連勝中なのはご存じの通り。
 ここまで、サンデーRがG1・5勝、NFがG1・6勝といつもの景色でもあるが、前田晋二氏が個人で3冠馬主となった点は気にならない。牝馬G1・3勝のノルマンディは岡田グループなのかは調べていないので不知だが、他にフルOP馬が現役に不存在。
 「天皇賞」に話を戻そう。3歳馬のいない「天皇賞」は基本、4歳馬と5歳馬の戦いであるから、過去数年のデータでは、カンパニー(2009)は出て来ないからユタカ騎乗のキセキ(牡6)が一般では浮上してくることは無いし、平地8勝が全て府中であるダイワギャグニー(セン6)が推挙されることも無くなってしまう。
 よって、4歳世代代表のクロノジェネシスと迎撃世代の5歳馬アーモンドアイによって集票構成となり、牝馬の戦いが演出され、ヅカ馬クロノジェネシスが阪神代替の「E女王杯」に向かわない理由を探す羽目になる。

 史上初が出現している現行競馬で「秋天連覇」について語るのも無意味になるだろうから状況説明、出走構成について箇条しておこうと思ったが息切れたのでこの辺でリハビリ完。

・春天馬出走   506フィエールマン
・前年連対馬出走 709ア 811ダノンプレミアム
・12頭立戦 過去1998年1着オフサイドトラップ(牡7)(06-10-08)