第44回エリザベス女王杯~最終結論~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 デムーロ騎乗の3歳馬が1着起用されると、年に1度しかない記録更新が果たされる事になる。古馬牝馬G1化4年目の(外)ファインモーションの記録が塗り替えられるらしい。まぁ、無理やり「記録」として採り上げたものに過ぎない。

 前回の揃目開催(第33回)は3歳馬のリトルアマポーラが起用されたからって、今回も3歳馬が勝つ事を保証するものでは無いし負けることを保証するものでも無い。確かに第22回は3歳牝限であったから、過去の競馬番組歴の中では単一サンプルしか存在しない。それは、今、決着した藤田が人気馬で勝つ確率と然程、変わらないのである。