何とか単勝1番人気を維持しているダノンファンタジーの戦歴上の瑕疵は、2歳戦歴での「ファンタジーS」である。中内田師による2年連続同一重賞制覇であったが昨年のベルーガは、クラシックの「ク」にすら到達できずに、3歳初戦は秋季まで待たされる事になった。
本日の「阪神牝」にも姿を現したが*2着同枠の12着と、上がり3Fだけは33.0秒と奮起したが副題に「ウオッカ追悼」と急遽付加された影響なのか、ウオッカが2着した「桜花賞」と同じ14番ゼッケンを2着起用。このアマルフィーコーストはベルーガの「ファンタジー」の3着馬で「桜花賞」では*2着同枠の取消馬であった。これに直前の裏読みで気づいた当研は、Umajinのオーディエンスの投稿で穴複馬として推奨。後で、連対死に目の14番である事を知るに至り、時間が無くて一銭も賭けれなかった事を悔いた。
さて、(国際)以降ではアイムユアーズ(2012)の3着が最高で、それ以前ではラインクラフトやプリモディーネの桜花賞1着や、ロンドンブリッジの2着が連対事案である。
しかし、これらは「チューリップ賞」覇者でも、最優秀2歳牝馬でも無かったのも事実である。「桜花賞」の単勝1番人気馬はハーブスター(2014)の起用で4割超の勝率を誇っていたが、翌年より修正期に入った。過去5年のJVデータで検証する大衆には1倍台の圧倒的1番人気が4連敗している事実が台頭し、現在の集票構造を構築しているのであろう。
3倍台の1番人気馬は、マックスビューティ以外に桜花賞馬になっていない事実まで存知の中にあるかは知る由も無いが事実でもある。しかし、2番人気馬の3倍台はアーモンドアイの例を出すまでもなく、それ以上の勝率、連対率を誇っているのである。
修正期間が現在の勝率36.4%で完了したのか今年負けても35.3%にしかならない事を重視すべきを「阪神JF」→「チューリップ賞」のどちらも制したキャラが桜花賞馬になったのはJpn時代に競馬番組に生まれ堕ちたブエナビスタとテイエムオーシャンのみ。
さて、貴方の判断や如何に?