刈谷特別~時間は無いけど、なぜか条件特別予想~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「宮記念」施行週の金曜日。当研は、1日に記事を小出しで何本も書いてアクセス稼いだり、ブログランキン上位を狙う類では無いけれど、ここで書く記事の対象は「日経賞」でも「毎日杯」でも無く「中京競馬」の下級条件「刈谷特別」について、地元以外の方には、それ程、知名度が少ない「地名(種別「市」」であり、そのルーツは「人名」と言われる。
 時は元号「元慶(読み方はガンギョウ)」が採用されたつまり元年。ユリウス暦で言うと877年、平安時代の頃の話。翌年には相模・武蔵地震(推定M.7.4)も起こったと伝えられている。ここで、「日本国紀」を紐解いても、そこに有意性は無いのでここらで留め置く。しかし、今こそ、韓国に謝っている場合では無い。「怒れ日本!遺憾の意は態度で示せ!」おっと、センシティヴになるのは当件の本意では無い。
 「日本競馬」に話を戻そう。「刈谷特別」だけを調査すると、「2006年に新設された芝1200mの3歳上1000万条件特別」から話が始まるが、ここから「宮記念」に因果を求める訳では無い。ちなみにこの年の「宮記念(オレハマッテルッゼ)」も「刈谷」も1着ゼッケンは11番ではあった。
 新設した2006年の翌年、降格して500万下となり、さらに翌年「春季」に移設され4歳上と目まぐるしく自身を変化させて、同じ事を繰り返さない環境を作っている。
 現在、安定期の3年目「据置」施行されることになるが、施行距離は既にマイルとなって5年目になる。中京芝マイルという距離は、今は中京競馬を代表する「中京記念」が施行されるものだが、2006年新設されたコースである。「安定期」と言っても今年は[無指定][土曜施行]でもあり、昨年戦とは異なる。大衆は、そんな変化には興味は無い。


 主催者が、この場のこの距離を重視していることはこの年の同じ時期に編成され「1回中京第1日目」のいの一番での施行に至った番組が「マイルストーン賞」を名乗ったことで十分理解出来る。(参考馬柱)
 勝馬トゥザサミットのその後に見るべきものは無いから、別のところに意味が込められていることになるが、それを具体的に言及するつもりは無い。
 前哨戦では無いが、同一開催で波乱を演出したエミーリオ(単10)を起用した平場(3/17)戦。そこから連闘になる臨戦が成立しているダイシンカレラは、単11で、ここでも票は集めないだろうが7歳馬なので1着起用は無いだろう。◎は現時点ではジョーアラビカに打つ予定