情報では、今年は14頭立戦を牝馬不在の空間で施行するらしい。と書き始めたが、これが最初の投稿になるのは、冷めているからである。それは、ケイティブレイブが出走しない点にも大きく影響を受けている。今年施行された「JBCクラシック」が京都競馬で施行されたイレギュラーと、2011年に「MCS南部杯」が東京競馬で施行される緊急を短絡対比させる事の危険性は理解しているが、そこに糸口を見出すことは十分可能である。まぁ、実現しないものに固執しても無意味なのは確かである。
過去5戦歴馬柱だけを見た場合に定量のこのG1ではゴールドドリームが抜けている訳で、それに欠落しているのは昨年の「チャンピオンズカップ」にディフェンディングとして出走しなかった点のみである。
これを地方唯一の国際G1「東京大賞典」で覆したのが3歳アローワンス対象のオメガパヒュームであった訳だ。しかし、話題は(外)コパノキッキングに集中している点が、今期国会と同様に気にいらないというのが個人的な印象である。
同じ事を繰り返す事の出来ない日本中央競馬会は、ノンコノユメが昨年、辿った(優)ルートを1着で起用する事はできまい。このルートは過去22回名目上G1として施行した当該番組の中で、2016年のモーニンが10何年振りにメイショウボーラーを辿って構築した経路であり、その前は2005年の(外)ノボトゥルーであり、これが総てである。
併せて5歳馬インティの勢いにも期待が集まるのだろう。日本人は、連勝が大好きである。条件戦を連勝しただけで、障害G1馬が「有馬記念」で人気になるのが日本国の体質である。
どちらにしても、ハンデ重賞を2番組携えて施行されるダートG1開催週は、なぜこの日、この舞台装置で施行されるのかを考える前に、ダートG2が中央に唯一である違和感と共に我々の前に、据え置かれるのである。昨年、デムーロが放棄した同一G1・3連覇であったが今年は話題の4歳馬に騎乗。
単純出目如きは枠番配当前に公言しておくべきと見るので、及ぶが、5枠である。キーは、サンライズノヴァになる。