「第59回きさらぎ賞(NHK賞)」~2歳G1経路馬~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 元々、特別登録馬数も少なかったが、それでも11頭。これが、当研、要注意馬ハギノアップロード(ゆりかもめ賞?)を初めとする4頭が回避予定となり、出走頭数は最低施行頭数に近い7頭立戦となりそうである。という情報から昨日のJpn1勝利が影響したのか、1頭が増え、和田竜二が加わって8頭立戦となった。
 何が、「興趣あふれる」施行なのか?この位の寂しい少頭数を「手頃」と表現する勘違いもいる現状で、そんな輩は、是非、地方競馬に行くべきである。そして、売上応援すべきである。貴方がいうように、手頃ゴロゴロだ。

 そんな状況で、集められた戦歴は、何とか、重賞2着加算の1勝馬アガラスを交えることで、体裁を保っているが、この「東スポ杯」2着馬は、なぜにこの時期に臨戦するのであれば「共同通信杯」では無いのか疑問が残る。そして、逆に、ここに出走予定であった、あの馬の未登録。在厩はしているから、どこかで賞金加算は狙うはずであるが、良く解らない厩舎サイドの方策。

 まぁ、そんな中、昨年も提示した2歳G1出走馬の次走3歳重賞数の推移であるが、ここまで3頭が出走するが、惨敗続きなのか下位ばかりだからなのか?。昨年は、クラシックトライアルでの1着(優)を3枚ものにした2歳G1出走馬は、昨年よりメンツの中に「ホープフルS」が加わったのが単純に影響しているのであろうか。いや、それは違うのである。

 分母は当然、増えたのだが、分子で機能した戦歴は、「朝日杯」組である。「弥生賞」のダノンプレミアム、「スプリングS」のステルヴィオ、そして、今週の「東京新聞杯」にも出走予定である「アーリントン」のタワーオブロンドンらは総じて「(阪神)朝日杯」の馬券対象馬であった。これを以て、相乗効果と呼べるか否かは判断する必要は無い。


 昨年、説明不足で迷惑を掛けたが、数字は頭数で、色は最高着順である。だから、2,3着の前走が「朝日杯」であったというケースは、2着に彩色した。1着は1着、3着は3着である。