秋の継続G1施行の開催の硲で、これまでの盛り上がりを維持する為に、4つの重賞を用意する主催者だが、「みやこS」と引き換えに、地方での施行にこそ意味がある「JBCシリーズ」を3戦を編成する。
秋の残り香クラシックも「秋天」も収束して、専ら下がり続けるモチベを維持するのが異常に難しいところで、不幸中の幸いは、この3場開催が、3日連続開催では無い点だけである。今年は、来年の日割予測も掲載せぬままの多忙は苛立つだけである。
さて、資料の掲載無しになるが、軽く雑感を垂れ流そう。
「AR杯」は昨年、史上初の4歳馬不在の空間で、20年振りかの3歳馬を56.0キロで1着起用。それが、昨日の「秋天」で発馬早々に武豊のマカヒキにぶつけられ出脚を喪失したスワーヴリチャードで、その時点で、この2頭の連対は無くなった。それは、除外の影響では無いが、そんなフェイクもチラホラ。
そこに1年以上の休養で、2歳重賞もクラシック戦線も全休したジナンボーが屈辱の49.0キロで出走らしい。当然、栗東のガイジンは乗れるほどの減量いはしないだろうから、誰の手綱となるかには興味が湧く。藤田が乗るなら乗るで判断は楽である。これを併せて、勝ち上がりは3頭のみで、勝ったレースは総じて条件であり、その最上位が準op勝ち上がりのムイトオブリガードで重賞で同枠だったクリンチャーが「春天3着」で効いて来るから集票もあるだろう。
「ファンタジーS」は、11頭立戦以下になり何か強力な戦歴がいる訳でも無いから、逆に思惑が浮上して難解になる。「アルテミスS」でJVのPOGに選んだ、人気想定馬が同枠馬に押されて1割以下の支持率、*1着同枠に想定を落として地団駄。2倍台まで買われたグレイシアの方は身の廻りが総て2ケタ人気の惨敗を期した。「ファンタジーS」にダノンファンタジーが出走するなら、ベタならベタ程、面白い。
「京王杯2歳S」も、9頭である。内2頭は「ファンタジーS」とのW登録馬。こちらには、重賞勝歴馬ファンタジストがいるし、OP勝歴を持つW登録牝馬も、「小倉2歳S」で単勝1番人気となった「フェニックス賞」の勝歴馬もいる。