「ラジオNIKKEI賞」は、「(旧)ラジオたんぱ賞」であるが、「中山」から「福島」に移設されたのが1979年「第28回」施行分で、従前は「皐月賞」のプレップであった。
これが「残念ダ-ビー」であった期間は1955年以降1967年迄で、その後の形容はメディアのフェイクでイメージ操作でしか無い。
「春の福島競馬」が、これを受け入れたのが1979年で、同時に競走名をひらがな化(前述)して、完全に機能区別が図られた。その後、1984年のG制導入、さらに地方解放、外国産馬への出走制限緩和等、通常の維新を経て、2002年に「春季」から「夏季」へ季間変更。「春」から「夏」と言ってしまうのは簡単であるが、それは「春季クラシック」からの完全離脱であり、競馬番組編成表の記載位置も変化するという事である。
2006年「第55回」施行から3歳唯一のハンデ戦となり、翌年からJpn表記を消化して2009年「国際グレード3」として成立し今年で10周年であり、福島移設40周年でもある。
今年の福島競馬場は通年、開設100周年記念開催であるから、そちらの方にイベント類は引っ張られるだろうが、イベントによってレースの結果が左右される事は無い。
今年の単勝1番人気は、ほぼほぼ2戦2勝馬フィエールマンに確定しそうなので、個別解析上位対象になる訳だが、ヤネは石橋脩のままで、通算595勝で今年はメモリアルイヤーであるから、ここで起用されても不思議では無いし、着ぐるみもある。土曜日も勝ち星は無いが未勝利では穴馬を3着にしている。逆にメインで単勝1番人気馬を4着惨敗。日曜は全部で2鞍しか無いが、リベンジを賭けたフィエールマンの手塚貴久厩舎に汚名返上できるだろうか疑問。
しかし、戦歴瑕疵である「山藤賞」を所持している点に懸念があるし、昨年のセダブリランテスが2戦2勝で起用されている点も逆に気になるし、さらにヤネは4戦4勝馬ラッキーライラックを「桜花賞馬」に出来なかった石橋脩である。
2015年アンビシャスが「残念・・・」を完全否定した事実は誰でも知っている事だろうから、詳説は避けるが、「山藤賞」は芝20から芝18に距離変更したのは、次世代機能に対する仕込作業の1つなのだろうか。
「山藤賞」が芝20の頃の2007年に「プリンシパル」を経て「東京優駿」の1着枠にスペックを届けたのは、それが、Jpn表記戦であったからであるからでメディアの情報操作に勘違いをしてはいけない。そこには本質も真実も存在しない。