「優駿牝馬(第79回オークス)」~最終結論~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 結局、表面上は、Jpn時代の名残を国際G1で見せつけるという凡な「オークス」に収束した。アーモンドアイは、このまま、オールドモデルのブエナビスタを継承するのだろうか?

除外馬は、8枠のワイドサファイヤである。

  2012年牝馬3冠ジェンティルドンナ誕生以来、「またディープ産駒か」と5年連続で見せられて来た「オークス」馬券対象馬になったディープインパクト産駒は、昨年、途切れた。出走数が2頭と少なかったのもあるが途切れた事には変わりない。今年は7頭で内1頭の市場取引馬出走取消となったが分母はまだ6頭である。
 2015年203トーセンナチュラル取消で◎510ミッキークイン(忘1)と桜3着との同枠が勝利、2着は714桜をT1で負けたルージュバックと桜で同枠2着であったクルミナル(フローラ2着 桜5着と同枠。)

 タラタラと、書いた割には、小じんまりとした結論になってしまった。皆んなと一緒に「二冠馬」誕生の夢を少し観たくもなった。阪神JFと樫の関係も、看過出来ずに2着想定に残してしもた。まぁ、そういう事だ。
 取消処理に見舞われようが、正規でないクラシックには変わりないのである。正逆反転するような詭弁を、論破する武装を用意しておくべきだ。新設(優)を厚遇する為に、桜花賞4着馬トーセングレイスが遠慮する必要も、遠慮させる必要も、何処にも無いのである。共に(優)など無くてもこの舞台装置には立つ事が出来るのだから当然の話。