当研も、その昔、定期購読もしていた。というよりも、競馬雑誌全盛期には、その関連雑誌とゴルフ雑誌をバブル景気に任せて全購入していた頃もあったのだが。
その中で「KKメストセラーズ社」が出版を担う競馬雑誌だが、現在の体裁は知らないが当時は、米PLAYBOY並みの大判月刊雑誌で、これが採用する「最強」や「法則」は、その後のギャンブル系ブログや予想サイトなどで、好んで多用されたものである。
再建・再生計画中の日本競馬業界の中で、淘汰され、消えていった雑誌が多い中にあって、現在も存在するのだから、ゴルフ雑誌で言うところの「ALBA」などと同じ地位にあるのかもしれない(小池一夫氏の連載に嵌った事もあった)、「パーゴルフ」や「ゴルフダイジェスト」は「優駿」クラス?実際のところはよう解らん。
我々の仲間の一部が連載を持っていた「競馬ゴールド」などは、もう随分と以前に、休刊、いや廃刊と言ってもいいか。そんな厳しい状況下で、現在も存在するのだから、そんな雑誌メディアが発信する「競馬番組表」という架空の用語は、既にどこかで、市民権を得たのかもしれないし、皆んなが勘違いしていれば、それもまた「真」となすという、「忖度」や「恣意的」の使われ方に似た状況にあるのかもしれない。ゴルフに喩えてばかりだが、「ボディターン打法」や「オープンスタンス信者」などに相当する訳だ。
それらが「真」となれば、その状況を「朝日新聞」効果とでも言わねばならないが、それを安易に黙認していてもいいのだろうか。
競馬の番組案内が「表」になっているのだから、誰の目にも「番組表」じゃないの。という言い分もあるだろう。それは、つまり「競馬番組編成表」の事だけを示すものであり、対象としているもので、本来、我々が重要視している付帯要領・付随要項などは完全にスルーされている状況である事は明らかである。
まぁ、あまり「大手」を相手に中傷すると影響力の無い個人であっても、「朝日」と小川榮栄太郎氏のような民事訴訟に発展する可能性もある表現社会なので、これ以上は言及しないが、宣伝もしない。
新聞などのテレビ欄を「番組表」と呼んでいる一般人にとって、「番組表」と言う用語は馴染みが深いから、それが「競馬番組表」となっていても、違和感を感じないのも当然の事だろう。逆に違和感を感じる者が偏見視されることも多い。
一般的に「競馬番組」と言うと「競馬」を放送するTV番組という認識が普通だろう。つまり、その言葉にも一般的に違和感が生まれない状況が存在するのである。そして、ここで出て来るのが「番組表」をメジャーの一歩手前にまで押し上げた片岡理論が登場するのだろうが、長くなるので、そこには話を持って行かない。今でこそ、YaHoo検索で「競馬番組」とキーワード入力しても、御大の書籍ばかりが出て来る昔のような状況にはなくなったし、その結果は、競馬関連テレビ番組やJRA発信の記事が主体となり正常化しているが、これが再びフェイクで埋め尽くされる事の無いように警鐘いや警鈴を鳴らすべく書いておきたかった事がある。
