我々の空間では当該G2「弥生賞」で起用された戦歴が次走「皐月賞」で1着する事は正規では無いというのが正論である。グレード制導入後、その非正規な状態で皐月賞馬となったスペックは、僅か3頭である。だから、そうそうたるメンバーが集められたと称賛されても10頭立、内1頭は未出走馬である当該重賞1着馬は皐月賞馬となる蓋然性は非常に少ない。
皐月賞は、前年経路を連年採用しないルールがあるのだが、昨年の1着経路は「毎日杯1着」で(優)なし馬なので今年も継続されるだろう。
森厩舎の未出走馬ヘヴィータンクは実際に出走するようで同枠馬の存在しない5枠05番のゼッケンを付与された。どちらかというと地方競馬の馬主の印象が強い池田草龍氏は過去の所有馬ネイティヴハートに固執する個人馬主で、同馬は奇しくも「第1回夕刊フジ賞オーシャンS」の1着馬で前年オープン幕引戦の*1着同枠馬である。池田氏が、ここを敗退して、次走は中1週で「若葉賞」に出走しても、G1馬タイムフライヤーに勝たねばならないので、流石に実現計画は困難だろう。つまり、只の穀潰しという事になる。ヤネを見ればすぐ理解も出来る。堀紘一氏から肌馬の権利関係の変化があったのかどうかは知らないが1つ下の弟のネイティヴハート産駒で短距離を目指して欲しい。
つまり、結果は10頭立に見合ったものになるのだろう。面白無いな。