「若駒ステークス」~フォックスクリークはマカヒキになれるか~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 相変わらず少頭数の特別登録馬を集めて施行される3歳オープン特別だが、2016年に当研が「クラシックの因果の無い」と言っても、これは「距離カテ」に対して陳述したものだが、その途端、これを敗退したマカヒキをダービー馬にしたものである。
 牝馬のうち、美浦の1頭は現級に出走するだろうから、多くても9頭立戦ですか施行出来ない○粗戦であるが、枠連を売らない番組がどの程度、特殊なのかの意味もハッキリしない現行競馬では、キングカメハメハディープインパクトを持ち出しても、何の意味も無いだろう。
 「京成杯」で、触れたマイハ-トビートが、唯一の回避馬として、こちらに特別登録しているが、注目はやはり、4回京都の新馬からの直行のフォックスクリークだろう。血統的な事は解らないがボレアスや「弥生賞」勝歴を持つカミノタサハラの全弟で、これらの母クロウキャニオンは9年連続でディープインパクトと交配し続けている。その間は総じて金子氏が馬主で来年は牝馬なので、今年の同馬は稼ぐ事が義務付けられている。その為(かどうかは知らないが)にマカヒキと同じ新馬戦を勝ち上がった1戦1勝馬。

 この新馬のうち、5日目施行の無冠戦であることが重要であるが、同カテにはキズナローズキングダム、アンライバルドが存在する。(混合)であっても、エピファネイアトーセンスターダムベルシャザールもいるが、そのコントラストの違いは一目瞭然だろう。

 負けることに意味があるのか、その逆かは、解らないから、自信の3連単をシコタマ買う道楽はできまい。時計を比較すれば、マカヒキとの能力差は明らかなのは言うまでも無い。マカヒキの新馬の1.47.7は圧倒的な事は誰でも知っている。下の動画をシンクロさせなくても解るはず(但し、昨年は稍重)。