開催日割比較によるサンプル探し ~ 1/5に金杯が施行できない ~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

  さて、謹んで、新春のお慶びを申し上げます。とこの時期になったのは、どこかで予告したように12/30から本日の午前中までの長期間、母親に接見していた為で、現在、リハビリのような事を資料整理の名の下に行っているところである。それらを知ってか知らずか、新年のご挨拶以外のコメントの方も通常よりもかなり僅少なので、その1つに対してリハビリ用とする事にした。

 ただ、「暦」に関しては、深い話をすると、あちらこちらにテーマが飛んでしまうのが常なので、その辺には、注意しながらのオンライン書きになります。(場合によっては、考証確認後修正する場合もある事を承知置きください)

 今年の「元旦は月曜日」というのがカレンダー的な特徴で「暦のサイクル」を御存じの方は、前回が何年になるかは、直ぐに解るでしょう。そう11年前である2007年が、それに当たります。その前は2001年になります。この2年は、共に「閏年」ではないので、大晦日まで同じものになります。しかし、2001年は1月5日に「金杯」を編成した「全8日開催」で、「第1節」は4日連続開催。その後の法令改正によって、2007年は1月6日(土)に「金杯」を編成した「3日連続開催」を内包した「全7日開催」で、その外形は今年と全く同じものになります。
 しかし、2007年当時は1回中山2日目(日)に「ガーネットS」が存在し1回京都3日目(祝)に「シンザン記念」が編成されており、今年のそれとは異なる施行順となっています。その異なる編成の意味は起用性には関係ありませんから、2日目の中山競馬で消失した「ガーネットS」の替りに3歳牝に変化した「フェアリーS」が施行されるだけの話です。3日目の「シンザン記念」は、そのまんまです。当時はビワハイジの仔であるアドマイヤオーラが起用されました。これを単純再現させるならファストアプローチあたりが対象になりますが、さてどうでせうか?

 さて、重視すべきは揃目開催翌年戦である「中山金杯」と「京都金杯」になる訳ですが、対象年の起用はシャドウゲイト(53.0)とマイネルスケルツィ(56.0)になりますが、ハンデを比較すれば判るように前者は1000万条件を勝ったところの格上挑戦馬で、後者はG2勝歴馬で既にG1出走歴も所持しています。まぁ、前者もクラシック参戦歴も所持していますし「(優)日本ダービー」出走歴(1勝)馬でもあります。まず同じクラスの格下もいますが、そっくりな馬などいる訳もありません。まぁ、そこはハンデ戦です。

 ここらの相似項目の選択は何とでもなりますから、集票力と出現率を考慮するか否かは貴方の考察に完全依存する訳です。
 どちらにしても、今年の「ホープフルS」も当然のように「有馬」の後ですから、この番組が目指すところは誰でも解るところでしょうから、誰でも解るが故に、その起用性が単純に粗大塵をリアカーを引いて集めていてもJRAは高く買い取ってくれませんから、全く意味を為さない訳です。では、また。(リハビリ完了)