「第66回スプリングS」~ロゴタイプとダノンプラチナの系譜~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 今週は書かない予定であったが、データ移行がトラブったので。(旧)PCで3連競馬に臨む事にする。

 2歳チャンピオンの座についたサトノアレスが隔年で「朝日杯」で1着起用されたダノンプラチナロゴタイプのどのタイプなのか?
 これは。最優秀2歳牡馬が明け3歳初戦に「スプリングS」を選択したという面だけでは無く、と言っても「ベゴニア賞」からの2歳G1連勝だけをなぞっただけの話で2頭の違いは、「皐月賞」まで4連勝を果たしたロゴタイプは夏の函館芝12の新馬戦54キロ勝歴馬で結局、クラシックを棒に振る事になるダノンプラチナは夏の新馬戦を負けて秋の未勝利戦で55キロ勝歴を刻んだ馬である。
 ここまでスペックを広げると、サトノアレスが被る着ぐるみが曖昧になるどころかニュータイプとして扱わざるを得なくなるのは明白。藤沢和師にとって「チューリップ賞」で1勝したので、ここが「JRA重賞通算勝利100勝目になる訳だ。
 そこで、触れねばならなくなるのが中山から阪神に変更になった施行場の扱いになる。さらに、今年の「スプリングS」が「第66回」である点になる。