弥生3月競馬の常識~アローワンス~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 この時間帯、2場開催で無い限り、暇な時間など無い状況だが、毎年、毎月、ふと思う事もある訳で、別に他人事なので、気に留める話(ネタ)でも無いのだが、検証していて、はやり気になるので、知っている人には、当然の話、それこそネタレベルの話なので、読み飛ばし推奨。

 

 これば、戦歴解析などには全く無関係な話(まぁ、本人はそうは思っていない点が重要)であるが、3月、月替である。世間では、クラシックの幕があがるだのAKBやNMBがどうなのと幼稚な話題で持ち切りだが、対象は「古馬戦線」、4歳馬が5歳馬以上と戦う条件クラスでの話。

 間単に表現すると、マイル超2200m以下の領域での、4歳馬が古馬に対するアローワンスが消失2部を迎える点。「な~んだ」と感じた人は、読み飛ばし。通常、明け4歳馬の成長曲線は、主催者が評価する旧馬齢規定のまま不動であるから、単純なイメージは「4歳馬が強い」訳だが、いくつかのポイントで、グラフが落ち込む時がある。それが、ここで話題にしているアローワンスの影響なのかは神のみぞ。しかし、それが現実そのもので、影響を受けるキャリアもいるし、大きく人気を裏切るスペックもあるのも事実。「なら気にしない」という判断も全否定はしないが、知っているのと知らないのでは大きく違うと思う。

 これを機会にキャリア1年、2年目に達しようとするアンチャン(減量騎手)に乗り替えるのは、その点の理解の上なのか、逆に、カンカン鳴く評価なのかは、それぞれの知見。

 まぁ、それだけの話で、3場「小倉」が存在し、ここにはダ17や、芝18での条件戦が組まれる。ダ18戦や芝20戦よりも注目されないが、ヴォリュームはそれなりに、芝26戦は影響受けないエリア。「たった1キロ位」なのか否かは好みの問題。