特別登録馬名表が発表になって、通常よりも多くの観察期間が存在したので、既にお気づきのムキもあるだろうが、表題は、1回中山の「若竹賞」から経過期間を置いて2003年「寒竹賞」が受け取った機能を、現行競馬でも継承し続けている件と、1回京都の「福寿草特別」で400万下の頃には、東西両方に編成されていたが中山はダート戦。グレード制導入時も芝2000M戦に固執していた条件特別の事である。
似た物探しの対象は当然存在するが、その中にはシーザリオ(2005)もいるが、その殆どが無名馬でフサイチジャンク(2006)も4戦4勝無敗の身で望んだ「第66回皐月賞」で*1着同枠の3着と機能したが、そこまで「3冠」には参戦したが何も無い。その姿は、まるで持つ賞金lこそ異なるが翌2007年のフサイチホウオーの出現を予見するようなものである。だがこの2頭は、まったく異なるキャリアの持主で、これを同じだと言い張るのが「同じ事を繰り返す」理論の常套である。
そんな2番組も、今年、用意されたフルゲートに出走するのは、それぞれ9頭ずつという寂しさである。昨年の「寒竹賞」の方は16頭立戦を施行したが期待されたタイセイサミットは「弥生賞」で「寒竹賞」並みの計時も出来ずにクラシックを早々に諦めた。そのうち、サマー2Kシリーズで好位置につける事だろう。
一方、昨年の「福寿草」の1着馬ロイカバードも「3冠レース」には全く関われなかったが2億5000万馬として、マイル路線で期待が持てそうだ。
ところで、戦歴解析の「3着(所謂C馬C’馬である)」は、実際は全く意味が無い着順で、後からコジつける際に多用される嘘が多くみられるが同じレースの上位が存在しても、平気で援用され正論の如く罷り通るのは、爺さんの遺した汚点である。