3年目で完結する「第17回チャンピオンズカップ」の出走表がフルゲートに1頭不足する15頭立戦で発表になった。フルゲート18頭を用意された「秋天」や「E女王杯」とは異なる15頭立戦である事は誰でも解るだろう。
今年、揃目開催を記念勝馬でデヴュ7戦目で頂点を極めた(外)モーニンの起用によって馬連1番人気の馬券を構築した中央ダートG1の片翼は、その1着馬を大外15番ゲートに配置し15頭立となった事をアピールする。
2着馬ノンコノユメは昨年の2着馬でもあるが、非繁殖牡馬(セン馬)となって4戦目を英ムーアに手綱を預け3年連続での5枠配置となった。ムーアと言えばモーリスだが、同馬昨年の「MCS」に続き今年の「秋天」も5枠で起用されている。
出走馬初見では、タガノトネール(セン6)が持つ(優)が命と共に破棄され、一昨年の1着現物馬ホッコータルマエも直前引退を余儀なくされた。揃目開催の「東海S」からは*2着同枠馬グランドシチー(牡9)こそ、登録抹消しているが、その他は総じて連番で出走する。同枠は3枠。
ダート重賞のポイントは「連勝歴」と言い続けて来たが、出走馬では(外)アウォーディーが武豊を離さずに出走するが同枠のブライトライン(牡7)は今年の最高齢出走になる。
3歳900万馬の身で「UAEダービー」を制し資格賞金を7220万も積み増した(外)ラニは帰国後は「カトレア賞」以来の内田に手替したまま、ここにも出走する。もう1頭の3歳馬ゴールドドリームは王道をしくじり続けているが大敗は無く前走の「武蔵野S2着」からデムーロに手替で「第21回ユニコーンS」と同じ12番ゲートだが枠は違う。ケイティブレイブは武豊とのタイミングで[地]セイスコーピオンが待つ?「東京大賞典」だろう。
昨年のサンビスタは一昨年の*1着同枠馬が現物起用されたものだが、単勝12番人気の同馬を「フェブラリーS」*3着同枠歴が機能した訳ではなく、(外)ベストウォーリアが機能したに過ぎないから、ワンダーアキュートと共にとっとと引退した訳だ。
まぁ、以前にも書いたが、当該G1は「チャンピオンズカップ」を名乗っている限り「連覇」を許さない番組であると言い切ったので、その想定のまま。