私はルドルフ信者ではないが、それを書く度に、このブログのURLがルドルフ(rudolf)になっている点を指摘される事が過去によくあったが、最近は無い。それだけ風化が進んだとも考えられるが、JRAの歴史の中に登場する競走馬名に「ルドルフ」が使われるのは、シンボリルドルフの血筋に限られて来た。
名前負けしたのか、それらの個性には活躍馬は存在しない。トウカイテイオー産駒、つまりシンボリルドルフの孫にあたるヤマノルドルフが1番の出世頭で資格賞金で2500万だが、オープンクラスを勝てなかったこのキャラは短距離ダート馬で最後の勝歴は2007年の「内房S」であった。
2011年の「4回東京第1日目」の「ベルセウスS」と「4回京都第1日目」の「オパールS」が、それぞれシンボリルドルフ追悼競走として施行されたのが5年前。2年後の秋季には「紫苑S」と「西宮S」をトウカイテイオー追悼競走として施行された。
これらは「記念」ではなく「追悼」である「追悼記念」とは呼ばないから日本語が判る方には理解の範疇だろう。
解禁になった現在、それを名乗る現役馬は3頭で、いつか出て来るだろうと思っていたディープインパクト産駒のルドルフ馬名だが、それはザウォルドルフという馬名で、ルドルフとは何の因果も無いところでつけられた馬名で9月10日の阪神芝1800m戦でルメールと共にメイクデビューしたが1.7倍の単勝オッズには応じられずに5着惨敗。レースは枠連を売らない8頭立で施行された。
クリスエスの仔で、それを名乗る馬は既に3歳の1勝馬ルドルフィーナ。昨日の500万平場の阪神芝1800m戦を単勝13番人気で逃馬を差しての2着。昇級初戦の前走は単勝1番人気馬で惨敗。それが次走を人気薄に奮起してリベンジを果たして馬連150倍を超える演出となった。この4x5のクロスってどうなんだろうか。と血統論者のような事は言わない。
もう1頭も3歳のハクサンルドルフで、復活の時を待つ。このルドルフは人名である。