長崎に黙祷します。
来年、ゾロ目開催を迎える「エルムステークス」は、「武蔵野S」や「プロキオンS」との運命共同体だが、「第1回」が「シーサイドS」として新設された点を異にする。見た目、準オープンが昇格したように見えるが、勘違いしてはいけない。ここのところ岩田康誠との相性がいいが、今年、札幌には乗りに来ていないが、昨年1着馬ジュベルムーサに乗りに行くのだろうか。。「山の日」は、騎乗停止執行前の武豊、勝浦正樹、川田将雅と浜中俊の4人が道営出張予定だが「関屋記念」にはお手馬もいないので、可能性は無い事もない。ところで、「札幌記念」と武豊の騎乗停止には一切、因果も関係も無い。つまり、騎乗停止の有無に関わらず北海道には行かない。過去の1着馬検索だけしていると、そんな勘違いも出るかもしれないが断言できる。
昨年、4年振りに(指定)として機能し、[地]を出走させた当該重賞は、2011年と同じように仮想ステップ「マリーンS」から揃目で1着起用した。同じ事を繰り返す事が出来ないJRAは、2011年「マリーンS」の方を揃目決着にして、その1着馬ランフォルセを起用する。つまり、ここから2015年を想定する訳だ。単勝を当てたい出目派には、4枠に固執する事で十分だった。仮想ステップと聞いて違和感を感じた方は2008年再生された「しらかばS」の存在を意識しているのかもしれないが、このオープンハンデ戦はシリーズ縮減を前に既に廃止処理となっている。古馬ダートグレード競走ですから、例外無く(指定)となっており、G1ステップでも無いですから、中央認定歴を持たない[地]も出走可能となる訳です。そもそも中央ダートG1競走にはステップ競走は存在しません。よって「本会が定める出走馬指定基準」が存在するのです。ここから中央ダートG1で1着起用と相成ったのは、アドマイヤドンのみ。キーホースは5歳馬モンドクラッセ。ナムラビクターと同枠か単独枠なら、注目馬に変貌する。