出走馬が決定したが、SMSは只の皆勤賞だと酷評したが、そんな中で2頭がトップ2を張ったのには、それなりの理由があった訳だが逆に2頭を選択する必要もあった。また、第1戦の段階で皆勤賞を詮索するのも無理筋というもの。それでも、結果、単勝1番人気のトップハンデ馬も単勝2番人気のセカンドハンデも掲示板の外へ放り出された訳だ。この2頭は既に「安田記念」の出走を果たした2頭である。それを放り出したのはパラダイスSを単勝11番人気で1着起用されたスマートオリオンだった訳だ。同馬は明け4歳の春にスプリントのG3勝ちを半減処理された馬で、芝のマイルはここが初めていう距離は違うが「函館記念」の2着馬のようなキャラクタであった。
今年も出て来るアルマディヴァンの昨年2着歴は、パラダイスS8着からの重賞2着加算で、そこからシリーズ皆勤賞の身だが、第2戦では勝馬を加増しなかったのに同馬にはプラス2キロを科しての4着。第3戦はマイナス1キロで、既述の通り。
昨年の1着枠は、パラダイスS連対馬をそのまま押し込んだ3枠だったが、その同枠馬カオスモスも今年も出走する。その後の同馬は*2着同枠やら*3着同枠で前年2着馬の身で出走した「パラダイスS」は単独枠の3枠で6着しての出走である。
カレンカケリーナとダンスアミーガが同枠配置となったら、昨年の3枠を再現するかと言われると、長考に陥ってしまいそうだが可能性はゼロとは断言出来ない。あるいはダノンリバティとガリバルディも同様である。さらに総ての登録馬が出走意思を示したので、少し触れた条件馬ウインガニオンは出走しないが、その配置枠は「長久手特別」に飛ぶ可能性も見込みたい。