”第21回プロキオンS 特別登録馬雑感 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 昨年、前年単勝1番人気に応じた(外)が4番人気に甘んじながら連年起用された。騎手は戸崎→福永であった。福永は、当該重賞がまだ阪神競馬の所属であった際にスターリングローズで連覇していた騎手である。中京で5年目を迎えるゾロ目開催前年戦として施行される「プロキオンS」は、ダート1400M戦で、マイルからもスプリントからも対象馬が集められる。

 2013年アドマイヤロイヤルの経路である「欅S1着」からの臨戦は、今年、「CBC賞」が先週使った事が、起用性にどのような影響を見せるかを我々は問われる事になる。

 単純に(地)ニシケンモノノフを配置した枠を使って来るのか否か。それとも、地方交流経路馬(タガノトネールはフェブラリーS*1着同枠馬)、が起用性構成の中心になるのか?

 芝ダ両党使いの際の表現によく見かけるクロフネ産駒が「第32回MCS」*1着同枠馬として無条件起用されるのか?分岐は様々判断も浦々。

 今年の「フェブ」は、ダ1400M戦の「根岸S」1着馬を起用した点から浮上するのが、キングスガードになるが、「欅S」からの臨戦馬不在の影響を色濃く受けるし、揃目決着も有り得る。