プリンシパルステークス | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 このオープン特別が目指すクラシックが(国際)となって国際グレードの地位を手に入れたのがエイシンフラッシュの2011年。その時点でも(混合)の看板を架け替えなかったトライアル群の1つが当該番組であるが、その一部鎖国競馬のように仕立てた無意味な出走制限に何の意味があるのか?

 外国所属馬が本番に出走する事も無い我が国の現行競馬には何ら影響は無いという見識もあろうが2013年には(混合)となっており、外国産馬の出走制限を完全撤廃しているのである。意味の無い事はしないなら、そこに正当な理由付けが必要になってくる。

 (混合)化の2013年に加算起用されたのはサムソンズプライド、ちなみに2011年は先週の春天で殿をつとめたトーセンレーヴである。同馬以外の2011年以降の1着馬は総じてディープインパクト産駒の単勝1番人気馬である。「山藤賞1着馬(今年で言うゼーヴィント)」なのか?「重賞敗退馬」なのか?という単純な話に誘導されて行く訳だ。

 今年は「皐月賞」からここへやってくる戦歴は無いから、1枚しか無い優先出走権の行方は、トライアル敗退馬というロジックが成り立つやもしれんが。それとも単純に「単勝1番人気のディープインパクト産駒」にロックオンするか?(このような単純な条件設定は該当馬が存在しない時の次点の設定を錯誤することが多い)

 単勝を中てるだけなら、確率的には当然、その単純は生きてくるが。。。今のところ、注目馬は人気もかぶるだろうがディープ産駒ではないダービー馬の仔プランスシャルマンロードクエストが「NHKマイルカップ」へ回ったのが最大の根拠ではないが。。穴?はモーゼス。この馬と、エディクトが異場同距離「弥生賞」の連対枠配置馬だが、どのような小細工をするかに要注目だが、共に1勝馬であるから抽選対象馬。