今週の2重賞~最終結論~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。



7歳セン馬が勝つ番組は「ステイヤーズ」で無くこちらの方でしたとサ。

 施行時期の変更で「ジャパンカップ」後のこの時期に移動する重賞に対して「有馬記念」との関係を云々するのは誰でも出来る話で、主催者は「鳴尾記念」の代替番組をこの辺りに置く必要がある。それを変化させるのは同じ事を繰り返せないという足枷の為である。つまりその関連性に継続性など無い。「金鯱賞」がここへ来る前年に存在した「中日新聞杯」は小倉代替であったが、そこで1着したトゥザグローリーが次走の「有馬記念」で単勝14番人気で3着したのは記憶に新しい。その後、「鳴尾記念」でも1着起用される事で、辻褄を合わせ、昨年の「金鯱賞」で16着惨敗するついでに*1着同枠馬となる事もそういう理由からである。