(JAI)第16回チャンピオンズカップ~枠順確定~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「金曜発売」の為に、本日、出走予定馬にゼッケン番号が割り振られた「チャンピオンズカップ」は昨年から中京ダート1800Mで施行される。

 中京ダート1800Mは、同一コース3勝馬を許さない。

これは、ここまでの事実であり、嘘は無く、これまで2勝した戦歴は8頭のみ。それを鑑みて出走馬をチェックすると。ディフェンディングのホッコータルマエ、そして、JRA唯一のダートG2である「東海S」のコパノリッキーニホンピロアワーズが賞金5300万戦、グレープブランデーが5100万戦。ローマンレジェンドは2000万の「ジュライC」、サウンドトゥルーは2100万の「ジュライC」、そしてナムラビクターが2012年に新距離のダ18戦に変更しハンデ戦として再生された1000万下条件特別「御嶽特別」で1着している。ちなみのこの「御嶽特別」は、翌年の定量戦を(外)サトノプリンシパルを1着起用して施行休止。この7頭が1勝馬である。つまり、どの馬が勝っても3勝目にはならないから、この事実をここで機能させることは出来ない訳だ。
 ご存知の通り、このコースは2012年春季より施行採用された新設コースでこれまで210施行という短い歴史。そして、上記事実の理由は、このコースが上級戦には少ないというものである。昨年実績で新馬1、未勝利21、500万27.この下級だけで85%で1000万下3レ-ス、準OPが1レース、OPが1レース、G2、G1が各1レースである。
 この分母で4年目の時点で、3勝馬が存在しないのが統計的に如何なものはの検証はしない...w。同じ流れで言うなら現在、存在する2勝馬に上級戦勝利馬は存在しない点で既述の(外)サトノプリンシパルが唯一の1000万下と準OPを逃げて2勝した戦歴である。重馬場の「白川卿S」を逃げ放しの1分48秒9を計時してローマンレジェンドのレコード(良馬場1.49.4)を塗り替えた。その「白川卿S」を3着に負けたのが次走の「濃尾特別(中京ダ18)」を1着起用されたインカンテーションで、今年の「フェブラリーS」2着現物馬である。同馬は次走の「平安S」を1着起用後、長期休養中。
 JRA馬にとって、昨年から機能する(優)とは有効なのか?只の「出走義務」では無いのか?[地]ステップが存在するG1競走と、[地]に対して「本会が別に定める出走馬選定基準」が存在するG1競走とは扱いが異なる事を知ってても損は無いと思う。
 キーホースは出走すれば、1着起用されるか*1着同枠馬となっていたであろう(外)アウォーディー(牡5)となる。(出走していれば・・・なんてのは誰にも評価が出来ないから誰が書いても言っても適当だ。)