G1硲にG1馬を出すノベンバーステークス | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「秋天」と「E女王杯」の間に1週だけクリアランスが存在する。それが、今週に当たるが、これまでの熱を冷まさぬように、この硲には重賞競走が4番組も存在するが、そこには「第3場」の「福島競馬」は一切関わっていない。
 ここにある存在性は、様々な憶測が存在するであろうが、当研は「シリーズ」のギアチェンジとの認識である。昨年、このアドレスに存在した「京都ジャンプS」は今年は来週に移設された。そもそも「3回福島競馬」を全6日開催とした競馬番組は頭を合わせていた昨年を踏襲せずに、開催をずらす事で・・おっと本題から逸脱。要するに「6→4」だったものを「4→6」にしたという事。
 「ジャニュアリーS」「フェブラリーS」「マーチS」「エイプリルS」・・・「オクトーバーS」「ノベンバーS」「ディセンバーS」の系譜の中に存在する当該戦であるが、今年はフルゲート18頭に対して12頭のみが特別登録、これまで必ず出走させて来たクラシックを終えた3歳世代が今年は存在しない。1991年以来の事である。昨年、施行距離を芝18から芝20に変更したのが影響した訳ではない。昨年の1着馬であるアイスフォーリスは春に競走馬登録を抹消済で前年1着馬不在の条件戦であるが、12年振りに牝馬が1着したが、12年前の1着馬ハッピーパスも引退前の戦歴がアイスフォーリスと同じ「中山牝馬S2着」というのは、番組解析には一切、関係無い。
 タイセイドリームキンショータイムらは連闘では出走しないのかもしれないので出走頭数がかなり少なくなりそうな予感がする。昨年の距離変更戦が変更前の芝18経路を1着起用したので、今年は前走、芝20超戦に出走したキャラから狙いたい。キーホースには短いが、例えばサムソンズプライドだが、同馬が「オクトーバーS2着」現物であるから狙うのではなく、同枠馬に注意したいという事で、同枠馬とは、そういう「教唆的」な扱いが基本であり、レースが終わってからの辻褄合わせに使う戦歴補正馬では無い。同枠馬がショウナンバッハなら尚良好。単独枠なら・・・。