第76回菊花賞(3) ~確定出走表~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 ゲート番の配当は、「金曜発売戦」の通常通りの進捗。1枠、3枠以外の枠にそれぞれの優先出走権が配分された。収得賞金トップの2冠馬が存在しないのだから、「京都新聞杯」の力関係を、地方馬優先権を利して「日本ダービー」の2着枠に届け、その現物に交付される8000万を利して、この舞台に出演して来たサトノラーゼンが担うのは当然の話だが、それが1枠に配された。
 初心者にも解り易い観点としては「ヨコの流れ」から見ることになろうか。つまり「秋華賞」を「オークス馬」が1着した点と「皐月賞馬」が「日本ダービー」を1着した点を共有点として見る訳だ。
 つまり、「菊花賞」は「桜花賞」を再現するという仮説の中で、ロジックを積み上げる訳だが、「定量」と「馬齢」、1600Mと3000Mという全く異なる番組であるから、ここからのコジツケがビギナーには難解となるが、似た物探しのオーソリティは、それを「3歳G1」という大縄で括って、拡大解釈の上に、ロジックを積み上げるのである。だから、見た目何ら「再現性」を伴っていなくても、それらの「コジツケ技法」によって、過去の結果を解説する事が出来る訳だ。
 ただ、結果が出る前に、それを明確に公言して、中てることが出来るなら、誰にも言わないのが、誰にでも当て嵌まる常識的見解である。まぁ。その観点でのキーホースは関東馬ブライトエンブレムということになる。当研の分析とキーホースは、別掲する予定だが未定。

 ※出走馬決定順18位であったレントラーは「鳴滝特別(4着)」からの連闘を嫌ってか出走回避する事は、皆さんの予測通りで、その為に今年の「菊花賞」には、400万馬が(優)を持たずに出走する事になる。だが、元々(優)を持った900万馬しか存在しなかった「菊花賞」である。