秋華賞 騎手出目推移表 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 時期的に短期免許の外国人騎手の来日が少ない「秋華賞」であり同様に起用も無いが、日本中央競馬会所属という立場で初めての「秋華賞」に臨むガイコクジン騎手の成績は如何に?今開催(4回京都)の京都内回り2000M戦でのルメールの堅実さは出色だが、同時にたまたま偶然の事象でもある。トリッキーなのか、内枠先行有利なのか、後入偶数が良いのか様々な因子が集票力を左右するし、アンカツが「スタート難のオークス馬ミッキークィーンだから逆に大外で最後に枠入される方が有利」などと口にしたり、誰かが「枠の有利不利は、クラスが上がれば無問題」と発言すれば、それまでの、セオリーやジンクスは木っ端微塵になり、大衆は、それらにつられてしまう。
 しかし、過去の、このコースのフルゲート18頭立戦の内、18番が単勝1番人気になったのは3回だけ(そもそも、この条件の分母が僅少)で1勝、2着1回と、単勝1番人気の数値目標は満足している。そして、そのデータに今年の「秋華賞」が加わる。単勝1番人気で17番ゲートに配置されたエアグルーヴであっても負ける訳だが、武豊は「秋華賞」で単勝1番人気に6回押されたが、その戦績は1勝2着2回着外3回(1勝は(外)ファインモーション)で、これも連対率は数値目標通りである。 


平成27年度4回京都競馬芝内2000m戦結果