(コメレス)山中湖特別 ~シリーズ富士~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 コメントを拝読してから、その昔作成した「富士五湖研究」のレポートファイルを探してみたが、不見当であったので、時間も無いのでオンラインで書き始める。競走名が存在する特別競走を、基本的に「シリーズ」やらの括りで纏めて総合的に眺めて対応するのは、当研の良い意味でも、悪い意味でも検証癖で、この「山中湖特別」は、「観光地」系、「湖」系でもあるが、「東京競馬番組」に付随する「シリーズ富士」との認識である。これが「SARC」を獲られた「富士S」を頂点とする「シリーズ富士」に関連する条件特別が、昨年より、此処(獲った施行週)に存在するのである。
 それに関連する事項は、留め置くとして、経路解析としての知見を書くようにする(いつもの事であるが当然独善)と、継続的に施行される牝馬限定戦は、基本的に牝馬限定戦を経路(同級敗退)、昇段した個性に対して存在するから、気になる存在に降級した「汐留特別(牝)」で揃目1着したウインオリアートは含まれる。同馬は牝馬限定戦のみの加算馬。
 後は俯瞰的な話になる。出走馬11頭は総て「東京コース」経験馬。現級勝ちは202プロクリスで牝馬限定戦勝歴なし。牝馬限定戦歴は101が3勝、202は0勝、303は2勝、404は3勝、505は2勝、606も2勝、607は0勝、708は1の1、709も1の1、810は0勝、811は1の1である。
 牝馬限定戦は、能力検定戦であろうが、救済戦であろうが、別に牝馬限定戦を多く勝った馬を1着起用する訳では無いのは、当然な話であるが、比較検討にはルールがある。
 ディープインパクト産駒は101と708、404の祖父はトウカイテイオー、キーホースは、「秋華賞」を諦めたメジロドーベルの仔606レーヌドブリエ、名牝の仔の並びでは同枠の607ダイワミランダダイワスカーレットの仔。敢えて祖父が云々と書いたのは、ルドルフ・・ネ申だ!という信者では無いので誤解無きよう。これにてお粗末。本格予想はこれから。