2歳単勝での1番人気馬サイコロジカルライン(13) | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 6月の頭から稼動した2歳戦も既に242戦を消化して、開催の途中で「10月」を迎える。「暦」と「競馬番組」との関係が一時的に統一性を乱す時期である。それまでに単勝1番人気馬の勝率を安定期に入れておく必要があるが数値目標37%を大きく乖離することも無い。この時期になると牝馬の全性戦での勝率が落ちる傾向にあるが、実績値もそれにならった結果を出している。

  今年の番組日割も、昨年同様に、ここで「10月開催」に入る。2歳オープン「カンナS」は元々9月中旬に割り当てられていたが昨年の新潟代替開催を利用して、このアドレスに置かれ単勝1番人気馬サフィロスを55キロで1着起用し、「京王杯2歳S」を単独枠で2着起用される道筋をつけた。前年の1着馬アポロスターズ(8着)との違いは、「新潟」「中山」だけでは無かったということである。