今年、「皐月賞」の(優)を獲り損ねた戦歴を、この経路では絶対に「日本ダービー」に出走させたくない競馬番組は「大寒桜賞」ルートには別定増量権を付与しなかった。時期尚早って事なのだろう。だが、「山吹賞」でないことを同枠馬の6着惨敗させる事で示唆した。6着と4着に負けることの象徴性はいつも同じで、「惜しい4着」では無く、理論否定の4着である。だから◎馬が4着になると自論が完全否定されたと軌道転換を余儀なくされる。
優先出走権も拾得賞金も、あくまでの現物馬に支給されるもので、*1着同枠馬であることを理由に「日本ダービー」に出走出来る訳ではないことで、総ての破綻を証左する。「フローラS」は、昨年に引き続き3枠05番に配置さえrた「君子蘭賞」ルートに(優)を「揃目」で発行し、「揃目」開催の「青葉賞」は、昨年同様に「大寒桜賞」ルートに(優)を発行した。
昨年の川田で制した「アザレア賞」ルートは「京都新聞杯」をしくじったが、今年は川田で「青葉賞」を単勝1番人気で(優)を付与された。2着までに権利付与するようになったトライアルは完全に変質した事になる。昨年のダンディーズムーンは、1年を経て、賞金半減処理前に、逃げ馬として、救済復活を遂げた。
500万条件戦からやってくる戦歴は、重賞加算歴もオープン加算歴も持たない事の象徴である。(特し)経験馬の象徴ではない。つまり、加算しない限り、目指す道が閉ざされる事になる。場合によっては、2着加算では不足するから、そこに(優)は優位に機能する。
今年、何度目かの句読点。,内枠に有力馬が集められた印象で逆に外枠に穴馬の存在を探そうとしてしまう自分がいる。過去は、「毎日杯」組が強い時期もあれば、「山吹賞」「水仙賞」など芝2000M以上の「500万条件特別組」が強い時期、「皐月賞トライアル」で(優)を獲り損ねた組合や、「皐月賞」には出走出来たものの、4着以内に入ることが出来なかった残念な組合など時期によって様々で、直近は、同じ左周りの新コースで施行される「大寒桜賞」が台頭して来た。
個人的には2013年に復活再生戦を稼動した東京芝2400M戦の「ゆりかもめ賞」から「青葉賞」を経てダービー馬になる覆論馬が出ると信じて止まないのだが、2004年に「青葉賞2着」で(優)を獲った(市)ホオキパウェーヴは期待には応じずに(市)キングカメハメハの*3着同枠どまり、翌年のアスカロンは「白百合S」を勝っただけで引退。今年はヴェラヴァルスターが、それになるがダービーコスを30秒を切れないのでは、お話にならないだろうか。本来なら後藤が乗るはずだった同馬だが、そんな浪花節には興味が無い。キーホースはファワードカフェ。