「平成26年度秋季競馬番組」~その稼動によせて | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 巷では、「秋季G1有料会員募集中!」の目障りな文字列と、その商材売り込みの為の「大的中」「完全制覇」などの、粉飾がウザイ時期が続くが、競馬番組は、そんな雑輩など嘲笑する、いや無視するかのように、「秋季競馬番組」の独立稼動3年目を迎える。

 競馬番組は、2012年より第Ⅹ次競馬番組改革5年計画を稼動し、「夏季中央2場先行稼動」をアイコニックな編成として用意し、今年、「JRA創立60周年記念事業」の裏側で、「グレード制導入30周年記念事業」を着々と推進。
 前回の計画稼動は2002年であり、その際に我々の目前で展開されたのは、「3回阪神」という「夏季競馬番組」の稼動であり、北海道シリーズと同一面での展開により「夏季3場同時稼動」を実現し3年後の「JRA創立50周年記念事業」の準備に入っていたから、それら「過渡期」の周辺は、総じて一部で呼ばれる「一過性」であり、「非正規」であり、「タブー」である。そんな屋台骨だけで組まれた競馬番組からアプトプットされるのは、総じて、その手の類であるから、至極一部のタブー論者らは、タブー馬の中からタブー馬を探し出すというジレンマと戦う竹槍を振り回す徒労を未だに正当化するのに躍起にならざるを得ないのである。
 そして、今だに同じ事を繰り返しているのは、それらの側であり、主催者は、決して同じ事を繰り返すことの出来ない番組組成を行うことで、「公正」と言う大儀の下で「ギャンブル性」の維持を行わねばならないのは、これが「特別法」の援用を有効として認定されねばならぬ事業対象であるから当然である。
 日本中央競馬会、農林水産省にとって、国策としての「国際カジノ解禁」とは、「賛否」の問題ではなく、「勝馬投票国際化計画」と抱き合わせの重要な案件なのである。
 それらの重要事項や案件について、理解もせずに、タブー馬探しや皇室教唆に、真理を求めても、これまでと同じ轍を踏むだけのこと。サインなのか、番組解析なのか紛らわしいものは、総じて番組解析に自信の無い側の論理展開でしかなく、番組教唆のリアルステージには到達していない。