[S2K]JRA[60th.]第50回札幌記念 ~単勝1番人気馬の前走が宝塚記念なら3戦3勝とか | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 豪華メンバー云々が巷で騒がれている当該重賞だが、象徴として、「宝塚記念」から直行勝ちしたエアグルーヴを採用し、ステイゴールド産駒との関連付けと.4枠配置で、ゴールドシップ鉄板の声すら聞こえるが、果たして、その「宝塚記念」のような「ベタ(ワザとらし)さ加減」は「定量G2」として、「記念競走」として、十分見合うものなのだろうか?「定量戦」として「期間内G1馬」であろうが「条件馬」であろうが、出走すれば、同斤で走れる訳だが、それを勝つ事にステイタス性は存在しない。
 へそ曲がりは、「ジャンプ重賞(新潟JS)」との離脱や「北九州記念」との併催の方が気になるし、「札幌記念」と「鳴尾記念」の複雑な関係を「代替」を利用して、連結させた昨年の1着馬トウケイヘイローの代戻戦への出走に有意性を感じるが、それと同枠しているのが、シップなら、「単勝1番人気馬の前走が宝塚記念なら、3戦3勝」などというグルーヴネタを持ち出すまでもなく、仕方ないのだろうか。 ・・・と悩むw