最後の札幌8日間開催 「STV賞」 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「STV賞」は昨年、「代替」されなかった番組で、2011年に従前の芝12定量(特し)を芝15ハンデ[指定]に変更して9月施行を行い揃目決着。2012年には、再び定量(特し)に戻したが、距離を芝26戦の7月施行戦を7頭立戦で受け入れ単勝7番人気馬セイカブレストを1着起用。函館代替無施行を経て、今年、再び芝1500m戦のハンデ戦として施行される。これは、先般書いた「函館」が「芝1500」を代替する機能を持たない為の方策。
2014年 1札7 11R 芝1500 HC [指定]
2013年 無施行
2012年 1札1 10R 芝2600 定量 (特し)
2011年 2札6 11R 芝1500 HC [指定]

 単純に、サクラキングオーと同枠となった場合の「羊ケ丘特別(芝12→15戦)出走馬が出れば狙いたいところだが、中京の隔年施行戦「御在所特別」の2着馬が、グリーンラヴ,ショウナンラムジの2頭存在する点も気になる。