レパードステークス(考) | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 当外重賞は2009年に「新設重賞」翌年「重賞」、そして「グレード表記」となった3年間を1着本賞金4500万円を誇示し続けている状況から、新潟初の「G2競走」を目指しているものと思っていたが、4年目に4000万に減額されて、結局、今年も、G3競走として施行される。
 だが、この4000万という1着本賞金は、古馬のダートG3競走の1着本賞金3800万を圧倒するものであるから、今年も、トランセンド、ホッコータルマエに続けとばかりに若駒が集結するのだろう。
【JDD】経路
ノースショアビーチ
ランウェイワルツ
【古馬1000万下特別勝ち上がり直行組】
アスカノロマン
スピナッチ
【ユニコーンS】から「JDD」スルー
レッドアルヴィス
初芝で【朝日杯FS】を1着し最優秀2歳牡馬を戴冠
(外)アジアエクスプレス



 そもそも、競馬番組解読の世界に於ける「枠出目」とは「連対枠」のみであり、「3着枠」などというものなど存在しなかったし、現在でも、その事実に変化は無い。だが片岡が「C枠オペレーション」などと共に、架空の「3着枠」という定義を捏造した為に、これが拡散してしまった挙句が現状だ。
 戦歴に関しても「3着馬」というのは、「連対枠配置」とは、別物で、現物戦歴にのみが重要で、同枠馬が、3着起用性を補正したりすることは一切無い。理由は、
 「3連枠」という馬券が存在しないのだから当然の話で、「連対枠」という認識も、今も尚、中央競馬には「枠単」は存在しないから、「ゲート出目」とは、扱いが全く異なるのである。よって、地方競馬の一部には、「揃目の枠単」という独自の認識が必要になって来る。それでも、それら誤った認識は、教唆や連動のコジ幅だけは拡げてしまうから、その影響は、良きにつけ、悪しきにつけ、整理が十分でないと100%墓穴を掘る。