グランドオープン記念 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 リニューアルオープンとグランドオープンの違いなど特に拘る必要が無いのは、その手の単発戦に集められる出走馬は、そのような戦歴の所持馬のみであるからで、「タブー戦はタブー馬が1着する」という詭弁は通用しないからと言って、幸四郎がいないから豊が代理で・・・などと苦しいコジつけをしても、破綻を自ら証左するようなものである。
 そんな曖昧なアプローチなら、単勝1番人気馬を軸に人気順に3連複で流してもテキチュウ。「(記念)五稜郭S」連年2着馬(代替ポプラS2着馬)から人気馬流しでも同着処理でテキチュウ可能なのだからどうでもいいハナシ。
 当該記念競走が、「東京GO(2007)」「函館GO(2010)」に倣ってオープン特別ではなく、「中京GO(2012)」や「五稜郭S」と同じ準OPで施行されるから、同クラス1着馬の出走を拒絶するのである。
 マニアックな結果論では、起用性は、「騎手変更」によって変化した。という点で「中京GO」と同じ根を持つが1着起用されたのは、「春季番組」に戦歴を持たない個性である。キーとなる戦歴として用意された「洞爺湖特別」1着馬2頭と「八雲特別」1着馬の組合せで連対構造は不成立とbなった。