「市制60周年記念」が共有するもの、しないもの。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「市制」だから「60周年」だからと言って、特定の何かを共有する訳ではなく、そのように、見えるだけの事。一過性だの単発性だのタブー戦だのを意識するよりもあくまでも、副題添付の「鶴見特別」であるとして扱うべきなのだが、特別扱いされ過ぎる傾向にあるのは、その方がロジックを立て易いというだけの理由。主催者の意匠の中心は、この開催では「記念」を併催する施行実績の方なのだ。