確かに、スプリント戦線に於ける、ニューカマーとして勇退間近な名伯楽が育んだ先行脚質の4歳牝馬レディオブオペラは、この舞台に「淀短距離S単勝1番人気1着馬」として登場したのだから、その圧倒的集票力を携えているのも理解出来る。
1枠1番配置の藤田伸二、前走2枠03番などの要素も「1着起用条件」を十分満足させるものかもしれないが...どうも、条件が揃い過ぎているような気がしてならない。
まぁ、ここで、圧倒的勝利で飾れば、「宮記念」での集票力は、破壊的なものになるだろうし、そこで「実は京都芝1200mのスペシャリストだった」という言い訳の下、「阪急杯」組の後塵を拝し、歩かされる場面も見たくない訳ではない。いや、寧ろ、期待が膨らむものだが・・・つまり、ファイングレイン再現拒絶。その理由は、馬齢限定オープンクラスでの加算歴の有無になることは明白。