第19回シルクロードステークス ~今年も稼動する出走制限~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

  金メダルが獲れなかったカナダ・バンクーバーで開催された冬季五輪以来だから、4年振りとなる【2月施行】の当該「シルクロードS」であるが、昨年に引き続き今年も、出走制限を稼動して施行される。
 昨年、「WIN5」対象競走となった当該重賞が1着馬に求めたキャリアは、わざわざ「WIN5」の発売を中止するというイレギュラーを織り込んだ「スプリンターズS3着歴」という片岡うどん屋理論では説明がつなかいもので[無指定]化を「一過性」だと言い張った取って付けたような説明も、今年の[無指定]継続で、非合理となる。今年は「3場開催」でない事を引っ張り出すのだろうかと他人の心配をしても不毛だが。
 2001年に「2回京都」の開幕週に編成されてから(地)がキーホースとしているから、今年も(地)マジンプロスパーがその立場を受け持つが、同馬は、「資格賞金最上位馬」というポジションも兼任することになる。
 当然ながら、今年から導入される「古馬G1競走」に於ける「JRA所属馬」に発行する「優先出走権」に関わる宣言も行われることになるから、その出否に関わらずサドンストームがそれを担いそうだ。