まぁ、そんな小正月が明けぬ内に施行される当該「シンザン記念」は「年レース」、つまり「午年」に創設された重賞競走だが、だから音無秀孝厩舎所属のミッキーアイルがどうのこうの言うのも自由だ。
昨年、増量規定に変更を加えた当該重賞は、それに見合った資格賞金が1800万を超えたキャラクタ2頭の配置枠によって連対構築を行った。(外)シーキングザパール(1997)以来の外国産馬の1着起用、ペールギュント(2005)以来の「増量馬」の1着起用であった。
ここでも主催者は(地)に依存した出走構成を用意している訳だが、間もなく勇退の爺さんに重賞を・・?なんて事は無いだろうが、「朝日杯」ですり込まれた御屠蘇気分の抜けない競馬ファンは、有能な個体は、芝、ダートの巧拙に差は無いとマインドコントロールされているから、集票を担う可能性もある。
