「第18回」である事には、然程、意味は無いが「第18回根岸S(2004年)」は(混合) (指定)という出走馬資格でフルゲート16頭立戦を施行する予定であったが、6枠11番[地]ハタノアドニスの取消により15頭で施行し、同枠の(外)ノボトゥルーが、単勝3番人気で3着というラインを踏んだ。
、等距離戦の「第18回平安S」と「第18回マーチS」は共に2011年に(国際)(指定)でフルゲートを満足させての施行となったが、後者は「震災」の影響で「阪神代替」の第12競走の編成を変則開催で受け入れた(ダイシンオレンジ、テスタマッタ)。そんな変則施行の番組から賞金交付を受けた外国産馬は、翌年の「フェブラリーS」を単勝7番人気で1着起用されることになる。だが2012年のそのG1競走が「ダブー戦」だなどとは風の噂でも聞いたことが無いという完全な理論矛盾の状況証拠の1つであった。
かつて、4歳以上馬のみを受け入れるダート重賞はハンデ戦の「フェブラリーS(1997年G1昇格)」だけが担っていたが、1995年の「地方統一グレード制」のイニシャライズとして策定されたダート重賞整備計画によってJRA創設40周年にあたる1994年に西の「平安S(別定)」と東の「マーチS(ハンデ)」が、それぞれ「第1回」を施行したが、前者は「京都」ではなく「阪神代替」での創設戦であった。(「第1回マーチS」は揃目決着。)
そして、1996年に西のハンデ戦として当該「アンタレスS」と東の「ガーネットS(別定)」が、短距離ダートステージに新設され、2001年老舗の「根岸S」が「秋季」から移設されたのを機に「フェブラリーS」が「全世代同一斤量戦」として前年創設の「JCD」との2本柱の構築を完了した。



