昨年、土曜日開催で「WIN5」対象にはならずに「記念」を施行した当該「福島民報杯」は今年、日曜開催に戻されて「桜花賞」との「同日施行」を行う。つまり、翌年になって初めて判明することになる昨年の「土曜日開催」の「単発性」だが、それが「記念」であるから、その起因が「周年」であろうが「再開」であろうが「記念」の副題を纏う番組は「継承戦」ではなく「単発戦」である。
「桜花賞」との関係で言うと、当該番組が「秋季」から「春季」に移設され「桜花賞同日開催」を開始したの2003年であり、その年の桜花賞馬は、「秋華賞」までの3歳牝馬G1競走のみで1着起用されたスティルインラヴであった。
現在、当該番組は、テンハロンで施行されているが、これも、一時的と形容するには、長過ぎるとも言える7年をスプリント戦としての歴史を持ち、それ以前は「3歳上」の出走資格で現行と同じテンハロン戦であった。
当該事案に限らず「福島競馬」は基本的に「気まぐれ」な編成を維持しているのは、競馬番組による「実験的施行性」によるものである。 関東第2場として、新年度と共に稼動する競馬番組上の機能性は、3月までに淡々と施行を重ねる関西第2場としての「中京」や「小倉」とは全く異なるものである。