阪神JF連対馬が再戦する「チューリップ賞」 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 「阪神JF」連対馬が共に「チューリップ賞」への出走許可が出れば、浮上する1996年戦だが、今回は2度目が実現しそうである。

 前走のG1を逃げ切ったビワハイジは、ここではカネトシシェーバーにハナを奪われ番手からの追走になったがゴールでは、エアグルーヴに5馬身離されて2着粘りこみという決着だったが、武豊を背に参戦するクロフネサプライズには、ハナを争う相手もいなさそうだが...ラストグルーヴのデビュー戦は3月中旬らしく思惑が浮上する機会は無いが、単勝1番人気を経験せずに「最優秀2歳牝馬」となったローブティサージュの近未来には常に不安がつきまとう。

 どちらにしても、1996年戦と2013年戦とは、出走資格1つ採り上げても全く異なるものであり、
当日の他場のレース順が変わっただけで、起用性に変化が生ずる事を前提とするようなロジックの下で、この1996年をモデルにする勝馬予測は、その作業そのものに疑義が生じたり、最初から破綻している可能性があるとするのが正論なのだろう。それだけに[地]まで用意している主催者の魂胆は気になる。

2歳牝馬G1競走連対馬 次走
1ローブティサージュ  チューリG3 ★
2クロフネサプライズ  チューリG3 ★

1ジョワドヴィーヴル  チューリG3 3 
2アイムユアーズ    フィリーG2 1 

1レーヴディソール   チューリG3 1 
2ホエールキャプチャ  クイーンG3 1 
------------------------------------GI再表記化
1アパパネ       チューリG3 2 
2アニメイトバイオ   アネモネ  2 
1ブエナビスタ     チューリJ3 1 
2ダノンベルベール   クイーンG3 2 
1トールポピー     チューリG3 2 
2レーヴダムール    不出走(引退)
------------------------------------JpnI表記化
1ウオッカ       エルフィ  1 
2アストンマーチャン  フィリーG2 1 
1テイエムプリキュア  チューリG3 4 
2シークレットコード  優駿牝馬G1 10 
1ショウナンパントル  クイーンG3 12 
2アンブロワーズ    アネモネ  3 
1ヤマニンシュクル   チューリG3 3 
2ヤマニンアルシオン  紅梅S   9 
1ピースオブワールド  優駿牝馬G1 13 
2ヤマカツリリー    フィリーG2 1 
1タムロチェリー    チューリG3 12 
2アローキャリー    フェアリG3 4
(3歳春はエルフィン2着→アネモネ8着から桜花賞制覇) 
------------------------------------阪神JF
1テイエムオーシャン  チューリG3 1 
2ダイワルージュ    アネモネ  1 
1ヤマカツスズラン   ローズSG2 14 
2ゲイリーファンキー(外)クイーンG3 11 
1スティンガー     桜花賞G1  12 
2エイシンレマーズ(外) 紅梅S   3 
1アインブライド    きさらぎG3 9 
2キュンティア     シンザンG3 8 
1メジロドーベル    チューリG3 3 
2シーズプリンセス   4歳牝馬G2 2 
1ビワハイジ      チューリG3 2★ 
2エアグルーヴ     チューリG3 1★

1ヤマニンパラダイス(外)ニュージG2 6 
2スターライトマリー  クイーンG3 6 
1ヒシアマゾン(外)   京成杯G3  2 
2ローブモンタント   エルフィ  1 
1スエヒロジョウオー  チューリ  9 
2マイネピクシー    KBS京  12 
1ニシノフラワー    チューリ  2 
2サンエイサンキュー  クイーンG3 1 
-------------------------------------
1991年2歳(旧3歳)牝馬限定G1創設
(第43回開催/馬連初売戦/地方開放年)