(代替続行)成田特別 ~中山ダ2400m戦の存在意義とは~ | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

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◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 中山ダート2400m戦の存在意義とは何だろうか?確かに、古事記を紐解けば、この「成田特別」を足掛かりに、「天皇賞(春)」を3着に頑張ったステイヤーもライスシャワーと同じコンビで実現した経歴馬もいるが、それは所謂「昇級」の為の「単発出走」である。時にダート馬が。芝の長距離戦を激走する事があるから「スタミナ」云々という論調が出る訳だが、それは、分散効果を狙った因子に他ならないし、その為だけに、年に数回の使用率を維持している訳でもない。ただ気になるのは、2011年まで3回~6回しか使わなかった、このコースを昨年の競馬番組は「9回」した実績を残した点である。これは、中山の芝2500m以上を代替するダート2500mコースの年1回とは比較にならない。(※その戦歴を持つ馬も出走している)
・・・なんて事を考えたところで、当該番組の1着馬起用性は判明しないか?だが、ダブー馬だか、ゴミ収集馬を探すよりも余程、果実が期待出来る考察なのだ。