

昨年、周辺のG2競走群が賞金減額の渦中にある中、唯一6000万円の1着本賞金を維持した当該競走であったが、これを単独の増量枠で1着起用された
ルーラーシップは、その後、香港のG1競走を制するに留まり、その後は、ブロンズコレクターに徹したまま競走馬人生に終止符を打った。よって、前年1着馬は存在しないから、集票役の1頭には前年2着馬が抜擢されるのだろう。
過去10年データ派や、JRA-VANにのみ頼る向きには、「有馬記念」負け組の救済戦VS中山金杯組が基本的対決構造で、5歳馬が強くて、横山典弘が強いという過去の結果論だけが浮上するから、これが中山芝2200m戦である理由などを考察する余地すら無いから、今年、54回目を施行する「アメリカジョッキークラブカップ」の読み解きはままならない。


