そもそも「揃目決着」をタブー戦と定義しながら「揃目発生拒絶戦」である8頭以下戦を「タブー戦」とすること自体に理論破綻が見え隠れし、フルゲート割れでさえ「(少し)非正規」だとか「少しイレギュラー」だとか訳の解らぬ形容が派生されてしまうのである。
そういう類には日本中央競馬会がなぜ「枠単」という賭け式を発売しないかという問いに明確な理由を用意していないし、2歳G3競走に於いての7頭立戦が、これまで「新潟2歳S」「函館2歳S」など限られた空間にしか存在しなのか?にも応答できまい。
「7頭立戦」とは「8枠」が存在しない馬柱で施行される番組であり、それ以上でも以下でもなく「ラジオたんぱ杯」が「3歳牝馬ステークス」を名乗り始めた際に1度だけ採用された出走頭数である。
