2012年3回阪神第4日●天保山(てんぽうざん)ステークス
天保山は、天保2年(1831)頃安治川河口浚渫工事の際、土砂を盛り上げて築かれた人工の山。地名は天保年間の工事に由来する。当時は標高18メートルであったが、現在は地盤沈下で標高4.5メートルに低下している。大阪港の瀬戸内海航路の発着地付近にあり、天保山ハーバービレッジや、巨大水族館の「海遊館」などがあることで知られている
2011年3回阪神第1日●天王山(てんのうざん)ステークス
天王山は、京都府と大阪府との境にある山。標高270m。西国街道が山麓を通っていたことから古来より戦略上の要地であった。特に天正10年(1582)の羽柴秀吉が明智光秀を破った山崎の戦いが行われた地であり、以降勝負を決する大一番のことを「天王山」と呼ぶようになった。現在でも名神高速道路、東海道新幹線、阪急電鉄京都線などが通る交通の要所である。