春季クラシックについて理解が及ばないのなら1からお勉強しなさい。 | リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

リゲイン総合研究所~競馬番組「表」なんて実在しない~

◆片岡勁太は実在しない「番組表」という虚像を読み解こうとするが我々は「競馬番組」の実体を解き析かす点で全く別物である。日本中央競馬会は、その名の下で施行される競馬番組の中で「何が勝っても構わないレース」の存在を許諾する事は皆無である。

 主催者は.我々の再三のリクエストに今年、初めて応えて(小冊子)重賞競走一覧をpdf化してオフィシャルサイトに掲載しているので、春季クラシックについての部分を抜粋掲載する。
 ここで改めて触れる事でもないが、既に(無冠)から(国際)競走化した、これらの3歳G1競走には、外国産馬、外国(調教)馬、そして地方馬、3種それぞれについての出走制限が存在しながらも出走可能競走として施行されているのである。
 優先出走権というのは、その馬の立場によって、全く異なる意味を持つのであるから、ステップ競走とトライアル競走を混同したロジックは、当然、合理性に欠如するものであるのは言うまでもない。
 さらに「出走できる」と「優先出走できる」とはその権利関係が全く異なるものである。では、「優先出走権」の「優先」とは「何」に対して優先されるものなのか?
 そういうゲームに関する関係法令を含む、ルールの理解が無いまま例外事項を例外とは認めず10年に1度なのか11年に1度なのかの変革や、馬券種だけを頼りにするが如き辻褄合わせな再現を期待するロジックこそが 薄っぺらい理解さえも満足しない似非戦歴論でしかない。