ここで改めて触れる事でもないが、既に(無冠)から(国際)競走化した、これらの3歳G1競走には、外国産馬、外国(調教)馬、そして地方馬、3種それぞれについての出走制限が存在しながらも出走可能競走として施行されているのである。
優先出走権というのは、その馬の立場によって、全く異なる意味を持つのであるから、ステップ競走とトライアル競走を混同したロジックは、当然、合理性に欠如するものであるのは言うまでもない。
さらに「出走できる」と「優先出走できる」とはその権利関係が全く異なるものである。では、「優先出走権」の「優先」とは「何」に対して優先されるものなのか?
そういうゲームに関する関係法令を含む、ルールの理解が無いまま例外事項を例外とは認めず10年に1度なのか11年に1度なのかの変革や、馬券種だけを頼りにするが如き辻褄合わせな再現を期待するロジックこそが 薄っぺらい理解さえも満足しない似非戦歴論でしかない。
